若い人

点眼薬としてのコンドロイチン

コンドロイチンは、人の体の多くの組織の構成物質です。
目の場合には、角膜の構成物質のひとつがコンドロイチンです。
角膜自体は薄い(0.5mm程)組織で、その表面部分は、再生能力がありますが、奥の部分には再生能力がないとされています。

これは、角膜の表面が傷ついた時には、自然治癒しますが、奥の部分では、これがないということです。
例えば、視力矯正のレーシック手術で、レーザーで角膜を削りますと削ったところは再生しませんので、角膜自体が薄くなったままになります。
レーシック手術などでは、角膜の表面も薄く削りますので、それが自然治癒するには少し時間がかかります。

このような手術でつけられた傷の治癒を助けるためにコンドロイチンが入っている点眼薬が使われます。
同じような理由から、角膜炎などの目の病気の時にもコンドロイチンの点眼薬は有効です。
コンドロイチンの点眼薬は、上記のような目の手術や病気で傷ついた角膜の治癒のために使われるだけでなく、目の老化に対処するときにも有効です。

目は露出している組織ですから紫外線などの有害な光に曝されますので、歳をとった人では白内障などを発症することも多くなります。
このような病気の予防のために、適宜、コンドロイチンの点眼薬を使うと効果的だと言われています。
コンタクトレンズを装着している人に多いのがドライアイです。

コンタクトレンズは、角膜の上にのせて使いますので、長い間使い続けますと角膜が薄くなると言われています。
これは、コンタクトレンズの装着によって角膜に供給される栄養素が妨げられるからだとされているからですが、ドライアイも同様で涙で被われるべき角膜が、コンタクトレンズに妨げられて、涙が少なくなるために乾燥してしまうところから来ます。
このような時にコンドロイチンの点眼薬を使いますと、その保水性によってドライアイの症状を改善できます。
コンドロイチンは、副作用がほとんどないとされていますので、用法を守っている限りでは問題は起きないと思いますが、稀にかゆみや充血などが起きることもあります。
このような時には医師に相談するのが得策です。

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